ヒラメの標識放流(隠岐島前)

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4月12日に西ノ島で標識(ピンク色のスパゲティータグ)の付いたヒラメ50匹を放流しました。

シマネと書かれたピンク色の標識の付いたヒラメ漁獲された方は(公社)島根県水産振興協会栽培漁業センターにご連絡ください。

TEL 08514-6-1131

※4月28日の時点で4匹の標識ヒラメが西ノ島で確認されています。
 


キジハタ放流

 

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隠岐地域でキジハタの放流を行いました。

キジハタは漁価が高く、放流海域から遠くへは移動しないので、漁業者からの放流要望が高い魚です。

今回放流したのは1万7千尾余りで、放流魚の一部には写真のような標識を取り付けて放流しています。

この標識は、放流であるという名札のようなものであり、放流効果を確認するための指標となるものです。

レジャーフィッシングでこのような標識付の魚が釣れたら、島根県水産振興協会、または県市町村の水産課までご連絡ください。

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マダイの種苗輸送

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中間育成を実施するため、マダイ種苗を、栽培漁業センターから中間育成施設へ輸送しました。

運ぶマダイ種苗は約5cmほど、一度カゴに収容してから輸送する(カゴ積み)ヒラメ種苗とは違い、マダイなど遊泳している魚類は、バラ積みとよばれる方法で輸送を行います。

夏場のトラック輸送では、気温が高いと水温が上昇するので、氷を使って水温を下げ、種苗が弱らないように注意しなければなりません。

無事に運搬し、狭いトラックの水槽から海面生簀に放たれたマダイが元気に泳いでいると、ほっと安堵します。

マダイの放流時期は9月頃を予定しています。

台風や赤潮の影響もなく、元気に育ってくれるといいですね。

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漁場保全ポスターの作成

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資源管理と漁場保全啓蒙ポスターを作成し、関係各所に配布しました。
 
島根県では、15cm以下のマダイ、30cm以下のヒラメは資源保護のため再放流する取り組みを行っています。

今年のポスターはなかなか面白いデザインを作成することが出来ました。

漁場保全ポスターは、海でのレジャーが盛んになる季節に作成し、県内の漁港や、港湾施設に掲示しています。

tac
 


マダイX線検査

 

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西ノ島の栽培センターで育成しているマダイ種苗は、出荷前にX線検査を行っています。

マダイは自ら空気を飲み込んで、腹の中にうきぶくろを形成するのですが、飼育中に水面が汚れるなどしてうまく空気を取り込むことができないと、うきぶくろの形成不良のまま成長します。

うきぶくろが無いマダイは、成長するにしたがって背骨が折れ曲がる脊柱前窮症という病気になる確率が高くなってしまいます。

そのために、検査を行い、健康な種苗を出荷するようにしています。

今回は、うきぶくろの形成不良の種苗は1%以下で、良好な検査結果と言えると思います。

今後は、栽培センターの水槽から引っ越しをし、海面生簀で飼育する中間育成のステージに移行していきます。

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