栽培漁業センター  大西です。

 

現在、表題の通りヒラメの生産を順調に行っています。

No.7水槽ではアルテミアの給餌も始まりました。

 ひらめ種苗

 

↑上の写真はシオミズツボワムシを食べたヒラメ種苗です。

サイズによってS型やL型と分けられますが、様々な種苗の初期飼料として使用されています。

単一での生殖が可能で、大量培養を安定的にできるために全国的に培養されています。

ちなみに島根県栽培漁業センターではS型ワムシを使用しています。

 

注水量やサイズ、または残餌によって給餌量は増減しますが

10億から20億個体のS型ワムシを給餌しています。

 

なお培養槽4面、回収槽2面で粗放連続培養を行っていますが、回収槽の

ワムシは200個体/cc~300個体/ccで現状安定しています。

 wamushi

 

日齢を重ねる毎にさらに給餌量が増していき、多ければ一日20億個体の給餌を1水槽当たりに

行う場合もあります。

 

今後もしっかり生産に努めて参ります。

 

栽培漁業センター  大西